2016年05月05日

薪ストーブを修理するのだ

薪ストーブを修理するのだ
熊本から大分にかけて震度7クラスの地震が発生
建物の全・半倒壊も見られます。
幸い大分ではかなり老朽化した建物が僅かに倒壊した程度です。
が・・・
震度5強で揺さぶられているので、皆さん室内はぐちゃぐちゃに・・・

お客さんから掛かってきた電話
お向かいの別荘の方のストーブが倒れ、煙突も外れている、直せないかと・・・
すぐ近くにやはり震災絡みで訪問する御宅があったので、一緒に訪問。
薪ストーブを修理するのだ

薪ストーブを修理するのだ

倒れていたストーブはダッチウエストのコンベクションヒーターでした。
煙突もアダプターが壊れてました。
室内煙突を挿しただけだったのと、炉台の端に設置されていたため動いてしまっていました。
すぐ近くの顧客宅の同じストーブは、煙突がビスでつながれていたため少しズレただけでした。
脚が1本折れていましたが、本体のねじ山ごと壊れていました。
M6に近いインチ規格のボルトですが、ネジ穴が壊れているのでもう元には戻せません。
オーナーさんも諦め顔。
「これは直せませんねぇ、新しいの買うしか・・・」
なんて言いたいところですが、そんな野暮なことはウチは言いません。
「ちょっと本体を改造しますが良いですか?」でOKいただいたので・・・

薪ストーブを修理するのだ
壊れたネジ穴を一回り大きくして、新たにねじ山を切り、M8ボルトが付けられるようにしました。
そもそも現行正規モデルではこのサイズのボルトが使われています。

薪ストーブを修理するのだ
一回り大きなボルトでも脚は問題なく取り付けられます。

薪ストーブを修理するのだ
1人では重たいストーブを起すのは難儀しますが、お隣さんが手を貸してくれて無事に起せました。
一度倒れてしまっているので、ストーブを一部分解してチェック
軽く掃除をして使えることを確認。
煙突もついでに内部を掃除して組みなおし。壊れていたアダプターもビス止めして再生。

薪ストーブを修理するのだ
ボルトと道具調達に行ったりして時間食いましたが何とか半日で元の姿に戻せました。

道具と部品を少し購入する必要があったので、修理代とライトメンテナンスで1諭吉さんで作業させて頂きました。

今のところ弊社回りで地震で倒れたストーブはこちらと、弊社ショールームの展示機(テーブルの上に載せていた)の二台だけかな???
まぁ多くのストーブは位置が10センチほどズレている位です。





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