2009年11月18日

灰を捨てるタイミングと24時間運転

灰の捨て方については決まりってありません。
毎回毎回綺麗に灰をとっても良いし、少しだけ出しても良いです。
中には「とことんまで灰を捨てない」というユーザーさんもいらっしゃいます。
灰を捨てるタイミングと24時間運転
就寝前に大きな薪を投入し、エアー調節を絞っておけば、朝になってストーブを開けても灰の中からこれだけの熾火が出てきます。
熾がザックザックです。

灰を捨てるタイミングと24時間運転
ウチの場合は適度に灰を残す主義です。
サイドドア周りはドアを開けると灰が出てくるのでここは取ります。
我が家のストーブ(VCマディソン(廃盤)DWコンコード姉妹機)では扉の内側に灰皿があるため、まずグレーチングから灰を下に落とします。
この時、両サイドの熾火ができるだけ無い場所の灰を落とします。
まぁ炉内の1/4から1/5程度の灰の量ってとこでしょうか?

灰を捨てるタイミングと24時間運転
灰皿は一杯になっているものをフタ付金属バケツに取り、空になった灰皿に新しい灰を落としておきます。
バケツに入れた灰は最低でも一昼夜、出来れば数日は置いておいて、灰の中の熾火が完全に燃え尽きてから畑に撒いたりします。都会の方は各自治体のゴミ扱いに応じて捨てると良いでしょう。

灰を捨てるタイミングと24時間運転
灰が沢山ある炉の中とは火鉢状態になっている訳で、熾火も長く持つわけです。
ちなみにこれだけの量の熾火があれば、夕方になってもまだ完全に消える事は無いです。

熾火を少し広げて、新しい薪を上に置きます。
エアーの調整を開放してしばらく放っておけば勝手に燃え始めます。

このサイクルを繰り返す事で24時間のストーブ運転が可能となります。
24時間ストーブ内に火があるという事は、高低の差はありますが24時間ストーブから暖気が供給され続けるという事ですね。
だから朝起きても部屋の中が寒くないって事です。
熾火でどれだけ持続できるのか?
については、炉のサイズと投入される燃料の質と容積に左右されます。
つまり大きな炉に大きな薪を入れて燃やせば長持ちするって事です。


灰は陶芸の方は釉薬として、家庭菜園の方には草木灰の肥料として使うことが出来ます。
山菜がお好きな方はアクヌキにも使えますし、コンニャクを作る際にも使えます。
灰はアルカリ性物質なので、酸を中和させるのに活用できます。





Posted by ペーターです at 11:24│Comments(0)よくある質問
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