2011年11月24日

和室に薪ストーブを

国東市にて設置させて頂きました薪ストーブ、アンコール・エバーバーンです。
ナント、和室に堂々と薪ストーブです。

導入のお打合せに際して、どこにストーブを置くべきか・・・
建物の形状と間取りからはとても難しい・・・
で「ココがいいんじゃない?」と白羽の矢が立ったのがこのスペース
床の間ではないのですが、食器棚の後ろに地袋があります。
食器棚を動かし、地袋を解体し床を合板補強

で炉台が築かれ設置スペースが出来ました。
炉台はオーナー自ら耐火レンガを買いこみ敷詰められました。
ここへ天井から煙突を下ろしてきます。
天袋もありましたが、煙突は断熱二重管で天袋貫通です。
こんなん初めてです(笑)

煙突を抜いた屋根は下屋部分でした。
この建物は4方に下屋が出ている為、煙突を壁抜きにしたところで二階の軒先より高く煙突を伸ばすことが自立とコストの問題上厳しかったのです。
で下屋から屋根抜きしてストーブを設置するには・・・でこの場所が丁度良かった訳です。
既存住宅の屋根抜き、特に日本瓦の屋根抜きは雨仕舞上とても厄介です。
特注フラッシングで何とか納めました。
某ステン加工屋様ありがとうございます。

本体を設置しました。和室にどっしりと構える薪ストーブです。
決して畳の上に火種を落としたりしないようご注意くださいませ。
シングル煙突と障子のクリアランスはそれなりに取れているのですが、やはり心配なのでヒートシールドを付ける予定です。
Posted by ペーターです at 22:03│Comments(2)
│薪ストーブ バーモントキャスティングス
この記事へのコメント
かっこいい!
Posted by 大分のらいむ
at 2011年11月24日 22:42

らいむさん
ありがとうございます
ありがとうございます
Posted by ペーター at 2011年12月13日 23:53