2013年01月25日

寄棟の角に設置

寄棟の建物のコーナーに薪ストーブを設置したケースです。
寄棟とは、屋根の形の1つです。
建物の端から中央に向って斜めに屋根が掛けられており、上から見ると斜めに棟木が掛けられます。

参考画像ですが、こんな感じの屋根を寄棟と言います。
この屋根形状で、コーナー部分にストーブを置いて、煙突を屋根から抜こうとすれば・・・
真上は棟木が掛っているので無理です、棟木を切る訳にはいきません。
棟木を避けて煙突を抜く開口を開けようとしても、水切りの板金役物を屋根面に取り付けるスペースが必要です。棟木にギリギリだと、棟瓦などが干渉してしまい、上手くいかないのです。
それらを交わした位置から煙突を立ち上げ、室内煙突を接続すると・・・

こんな感じになってしまいます。
もちろん天井までの高さとの兼合いもあるのですけど。

吹き抜け等で天井が高いと、こんな感じになる訳ですね。
煙突は曲げずにストレートが理想的ですが、プランによってはどうしても曲げなくてはならないことも多々ありますね。
Posted by ペーターです at 23:46│Comments(0)
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