2008年09月29日

薪ストーブを使おう

今年はお問い合わせやお見積依頼、そして頂く発注も増えております。
単に原油高騰に伴う灯油価格高騰の影響もありますが、そうでない方もチラホラと。
アンチ石油ストーブ・エアコン派という方もいらっしゃいます。

薪ストーブを導入するにあたり、一度現場を見に行くのですが導入の仕方は大きく2通りです。
煙突を屋根に出すか
煙突を壁から貫くか
です、前者はほぼ新築時に限られます、そうでなければ屋根の葺き替えなどリフォームに伴う導入時です。
後者は既存の家屋に取り付ける場合ですね。
後からの屋根抜きを嫌う理由は3つあります。
1つはコストです。
薪ストーブ+煙突は結構な予算です。屋根抜きの際には専用部材に屋根の雨仕舞の工事も必要、この工事代金も割とかかります。
もう1つは雨漏りのリスクです。
屋根を一度壊して開口し、煙突を取り付けるのは結構大掛かりな工事です。
屋根防水の最終ラインは防水シートですが、これを切るに当り台風時の雨漏りなど100%保証が難しいのです。
最後に構造に与える影響です。
屋根抜きを敢行するにあたり、天井に位置を決めて切っていくのですが、開口予定位置に屋根垂木が来ていればこれも切らなくてはなりません。通常だと300-455ピッチの垂木の間にサポートを取り付けて煙突を支持しますが、後追いでは垂木は隠されていて位置が分かりません。なので天井を切ってみたら貫通部に垂木があった・・・という事になりかねないのです。
垂木を切ってしまうと屋根全体の強度に影響します。
補強してやっても小屋裏通気に影響が出たりと構造に関わる部分だけにリスクを抱えたくない訳です。

壁貫きの場合、ストレートに屋根を抜くより排気抵抗は増えますが、これはニ重煙突を多用することである程度対策できます。そして何より開口部防水策がとり易いという事です。



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Posted by ペーターです at 01:32│Comments(0)ご検討中の方へ
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