2009年11月30日

室内で外せる煙突


弊社が施工させて頂く煙突プラン
そのほとんどで「室内で煙突が容易に外せる仕様」で施工させて頂いています。
その理由は・・・
煙突掃除が楽だから。
昔のストーブは一次燃焼タイプなので、ストーブ内部にあるバッフル板というプレートをずらして外す事で煙突へアクセスできました。
ブラシで落とした煤は炉内に落とせます、が、ブラシを室内から煙突へ入れることは出来ません。
煙突掃除は屋根から・・・が基本でした。
今のストーブは二次燃焼タイプがほとんどで、クリーンバーンだったり触媒が付いていたり。
その為、炉内は複雑になり煙突接続口へアクセスする事は容易ではありません。
VCやDWの新しいセラミックボックスによるエバーバーン方式などは、セラミックボックスの脇に隙間があり、煙突掃除の煤がその隙間に入り込んでしまいます。
本体には掃除用のホースが付いてきたりするのですが、そもそも炉に煤を落とさないに越した事はありません。
その為にも、煙突の途中で外せるようにしているのです。
シングル管の一部にスライド煙突を組み込むことで、オーナー様にも容易に外す事が・・・
外す事が出来れば下に袋をつけ、下からブラシを入れることで煙突掃除も容易ですね。
煙突掃除に使用するブラシ
プラスチックタイプのブラシとワイヤータイプのブラシがあります。
ワイヤータイプはやはりよく汚れが落ちますね。
こういう必要なんだけど使用頻度は低い、というメンテナンスツールなどは自分で買うよりもレンタルを上手く利用したいですね。
NPO全国薪ストーブ普及協会では会員向けにブラシとロッドの無料レンタルを行う予定です。
煙突が外れるのは・・・
吹き抜け天井部分・・・
という煙突で、中に鳥の巣などが作られてしまうと・・・
とーっても厄介な事になります。
Posted by ペーターです at 20:35│Comments(0)
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