2010年01月05日

風と煙
九州地方は冬型の気圧配置により、強い北風が吹いています。
高速道路も一部強風による50キロ速度規制が出ています。
こんな日には我が家の煙突は排気不良を起こす事があります。

特にストーブや煙突内部が低温になっている朝は顕著ですね。
煙突内部では高温の煙によって発生するドラフト(上昇気流による引き)が煙突外部から侵入しようとする外気をブロックしています。
このドラフトの力を上回る風圧が煙突に襲い掛かった場合、煙突から排出されるべき煙が出られなくなり煙突内部に充満、それがストーブ本体まで充満した際にフロントドアからふわっと洩れ出て来ます。
程度にしてタバコの煙を3人一緒に吐き出した程度ですが・・・
それが強風でゴーッと言うたびにふわっ、ふわっと起きる訳です。
風が煙突にフタをしているような状態ですね。

我が家が立地する場所は、山の山頂にある「谷」、そしてこの谷は風の通り道でもあります。
開拓時代にはこの風に苦労したそうで、台風時には屋根を飛ばされた家も何件も・・・
当時に植えられた防風林の中に建てられていますが、この防風林も10m程度に育っており、東西北と3方向を囲んでいます。
北側の防風林で上方へ巻いた乱気流のダウンドラフトが、風量によっては丁度我が家の屋根に落ちてくるらしいのです。風量っても風速10m越えのような台風時みたいな北風の時だけですけどね。
防風林の頭を切って、低めに抑えてやることである程度改善は出来るのでしょうけど・・・
この防風林の頭を切り揃えるなんて事はとっても大変です。
煙突の排気不良が起こるのはドラフトが弱い時だけですから、特に何もするつもりはありません。
ストーブの火を強くしてドラフトを強くしてやれば風による排気干渉も無くなるからです。
風がフタをしようとする力より、煙突から出ようとする力が勝っていればバランス的には問題無い訳ですから。
これがドラフトを強くしても尚、風圧に負ける状態が長く続いて室内が白くなるほど煙が充満するとか、ストーブの火が吹き消されてしまうとかの状態が顕著であるならば、煙突の構成を見直す必要性もあるかもしれません。
そういう場合には、煙突の高さを高くすることが有効な事が多いです。
1m伸ばすだけでも屋根で起きる乱気流と煙突の位置関係は大きく変化して干渉を受けにくくなるからです。
通常の丸トップ仕様だと単純に煙突を継ぎ足してやれば良いのですが、あまりに高くなると支線を張る必要が出て来ます。
角トップの場合は方法が2つあります。
まず角トップを一度外して煙突の箱ごと延長する方法。これは木工事と箱外部の仕上げも含まれるので結構大変な工事です。レンガ調ブリック張りだとコストはかかっても仕上がりは延長が分らないように出来ますが、サイディング仕上げの箱だと延長は隠せません。
もう1つの方法は角トップからチムニートップに変える方法です。
角トップは撤去またはトップに開口して角トップから上に煙突を出すのです。
四角い箱から丸い煙突が伸びる、そういうスタイルですね。
風による排気干渉でお悩みのユーザーの方
改善工事承ります。
高速道路も一部強風による50キロ速度規制が出ています。
こんな日には我が家の煙突は排気不良を起こす事があります。

特にストーブや煙突内部が低温になっている朝は顕著ですね。
煙突内部では高温の煙によって発生するドラフト(上昇気流による引き)が煙突外部から侵入しようとする外気をブロックしています。
このドラフトの力を上回る風圧が煙突に襲い掛かった場合、煙突から排出されるべき煙が出られなくなり煙突内部に充満、それがストーブ本体まで充満した際にフロントドアからふわっと洩れ出て来ます。
程度にしてタバコの煙を3人一緒に吐き出した程度ですが・・・
それが強風でゴーッと言うたびにふわっ、ふわっと起きる訳です。
風が煙突にフタをしているような状態ですね。

我が家が立地する場所は、山の山頂にある「谷」、そしてこの谷は風の通り道でもあります。
開拓時代にはこの風に苦労したそうで、台風時には屋根を飛ばされた家も何件も・・・
当時に植えられた防風林の中に建てられていますが、この防風林も10m程度に育っており、東西北と3方向を囲んでいます。
北側の防風林で上方へ巻いた乱気流のダウンドラフトが、風量によっては丁度我が家の屋根に落ちてくるらしいのです。風量っても風速10m越えのような台風時みたいな北風の時だけですけどね。
防風林の頭を切って、低めに抑えてやることである程度改善は出来るのでしょうけど・・・
この防風林の頭を切り揃えるなんて事はとっても大変です。
煙突の排気不良が起こるのはドラフトが弱い時だけですから、特に何もするつもりはありません。
ストーブの火を強くしてドラフトを強くしてやれば風による排気干渉も無くなるからです。
風がフタをしようとする力より、煙突から出ようとする力が勝っていればバランス的には問題無い訳ですから。
これがドラフトを強くしても尚、風圧に負ける状態が長く続いて室内が白くなるほど煙が充満するとか、ストーブの火が吹き消されてしまうとかの状態が顕著であるならば、煙突の構成を見直す必要性もあるかもしれません。
そういう場合には、煙突の高さを高くすることが有効な事が多いです。
1m伸ばすだけでも屋根で起きる乱気流と煙突の位置関係は大きく変化して干渉を受けにくくなるからです。
通常の丸トップ仕様だと単純に煙突を継ぎ足してやれば良いのですが、あまりに高くなると支線を張る必要が出て来ます。
角トップの場合は方法が2つあります。
まず角トップを一度外して煙突の箱ごと延長する方法。これは木工事と箱外部の仕上げも含まれるので結構大変な工事です。レンガ調ブリック張りだとコストはかかっても仕上がりは延長が分らないように出来ますが、サイディング仕上げの箱だと延長は隠せません。
もう1つの方法は角トップからチムニートップに変える方法です。
角トップは撤去またはトップに開口して角トップから上に煙突を出すのです。
四角い箱から丸い煙突が伸びる、そういうスタイルですね。
風による排気干渉でお悩みのユーザーの方
改善工事承ります。
Posted by ペーターです at 12:51│Comments(0)
│煙突