2009年11月02日

カマダストーブ



札幌の旧道庁赤レンガギャラリーに展示されている「カマダストーブ」です。
貯炭式という画期的なストーブだったそうです。
本体上部に燃料の石炭を貯めておく事が出来、長時間運転が出来たそうです。
仕組みは良く分かりませんでした。説明書より。
後ろの銅製か真鍮製のタンクは貯湯タンクでしょうか?
後部には羽釜をセットするのか?そんなスペースと保温ための物置台もサイドに取り付けてあります。
北海道開拓とストーブは切っても切れない縁
開拓に従事した人々にとっては寒さから生活を守るために欠かせないストーブでした。
最初は囲炉裏から、やがてブリキのストーブになり石炭が採掘されるようになると石炭を燃やせるルンペンストーブ、やがて鋳物のストーブが国産化されるようになるという日本のストーブの歴史があります。
このカマダストーブも、ドイツから輸入された貯炭式を真似て国産低価格化されたストーブだったそうですが、それでも高価で庶民には手が届きにくいものだったそうです。
この石炭を入れている箱、子供の頃の記憶にリアルに登場してきます。
Posted by ペーターです at 12:38│Comments(0)
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